我が心境

2021.08.18

脱サラから半世紀が過ぎ、ハッと気が付いたら81歳。
自分ながら随分遠くまで来れたのと、時の速さに今更ながら驚いている始末です。
厳しく険しい、苦しむことの多難な時期が多かったのですが何故か楽しい幸せな人生だったと回顧されます。

時代錯誤も甚だしいとお叱りを受けると思いますが、我が人生哲学は[浪花節]であり[義理と人情]を地で行った半世紀、企業人としては大成出来ない失格者かも知れませんが、こんな時代だからこそ、こんな人間がいてもいいのかなと自己分析をしております。

未だかつて経験のない[長期に亘るコロナ感染症]、出口の見えない不安、各方面から専門家の様々なご意見が聞かれますが、結論は即効薬と言いますか良薬は無しの感が致します。
自分たちに出来ることは、出来うる限りの感染症対策を強化し、周辺から感染者を出さぬよう心掛け、今だからこそ半世紀の永い間支えて戴いた各関係方面の方々、そして、ご購買戴いたお客さまに、より一層高品質で楽しく美味しい商品を供給できるよう努力して参りたいと思っております。

また、唯一お客さまとの接点のある、全国の百貨店で開催される北海道物産展、お客さまとの楽しい会話、自分の元気の源にもなっております。
生涯現役を貫き、単に高齢者ではなく[好齢者]であるよう努め、お客さまと一緒に笑い合える楽しい時を過ごし、この難局を乗り越えたいと思っております。

 

有限会社 農研百姓塾
代表取締役 鈴木孝則

我が心境